2018/09/15

【査定依頼】入院生活が続く親の自宅を売却する相談

マンションの査定依頼

入院生活が続き、もう自宅に戻ることがないのがわかり、親の住んでた自宅を売却したいとの相談でした。

入院生活が続き、もう自宅に戻ることがないのがわかり、親の住んでた自宅を売却したいとの相談でした。

取引としては難しくない案件です。

 

ポイントは2つ

①不動産の所有者ではない「子」から相談を受けている

②自宅の動産物の仕分け

 

不動産売却にあたって、所有者の売却の意思確認は必須です。これをちゃんと行っていないと後々不動産トラブルになります。

窓口がいくら相続権がある「子」であったとしても、所有者である親が「売却に同意している」という意思確認を直接確認しないと取引は進めれません。

 

「でも、入院しているし自宅には帰ってこない・・・」

 

そんな時でも絶対売却の意思確認はします。それだけ所有者の売却の意思確認は重要なのです。

実際にどうやってするかというと、

全然難しくはありません。

 

親が入院している病院へ訪問して売却の意思確認を直接します。

不動産仲介業者として売主の売却の意思確認をするのは当然ですが、

実際に所有権移転の手続きをするのは、司法書士の先生が行います。

その司法書士の先生も同席いただいて、売却の意思確認を行います。

取引においては、絶対「不動産仲介業者」・「司法書士」(取引を担当する)の2名が売主の売却の意思確認をしないといけません。

2名同時に行えば1回で済みますし、別々に行えば2回になってしまいます。できるだけ1回で済ませた方がいいですよね。

 

動産物の仕分けですが、悩まれている方も多いです。

仕分け自体は赤の他人がする訳にはいかないのですが、処分ということであれば窓口である「子」から依頼を受けて廃棄処分業者へ委託することもできます。

 

普段から携わることの少ない業種だと思いますので、当社からご紹介差し上げ見積り後、金額にご納得いただけましたら、そのままその廃棄処分業者へ動産物の処分をお願いします。

リサイクル業者へお願いしますので、ゴミだと思っていたものを買い取ってくれたりもあるので、費用が圧縮できることもあります。

 

見積り後、少しでも自分で動産物を処分して、処分費を圧縮しようと考える方も多いですが、実際は、労力かけて処分した割にはそんなに安くならなかったってことも良く耳にします。

業者に依頼すと決めたら任せてしまった方がいいかもしれないですね。

不動産売却プランナー:中根 裕介

見積りの計算方法は、「綺麗・汚い」では決まりません。処分する量と種類です。

綺麗だろうが汚かろうが、燃えるゴミだろうが燃えないゴミだろうが、処分の量が多いと高いですし、処分の量が少なければ安いです。

種類とは、家電のことです。家電は処分する際にリサイクル料が発生しますので、家電が多いと処分費+リサイクル料が加算されるので、費用がかさんできます。

 

「何かよくわからないけど、名正コーポレーションさんにお願いしたら全部手配してちゃんとやってくれるのね!」って思って頂けましたら、

その通りなので、是非ご相談下さい。

ページ監修:不動産売却専門プランナー 中根 裕介

不動産売却専門プランナー 中根 裕介

居住地

名古屋市天白区(30年以上在住)

保有資格

宅地建物取引士・定借プランナー

略歴

平成13年3月 御幸山中学校 卒業
平成15年3月 東郷高等学校 卒業
平成18年3月 愛知学院大学 卒業
平成18年4月 三井のリハウス 入社
平成25年4月 三井のリハウス 退社
平成25年8月 名正コーポレーション 入社