境界点そこなの??

こんにちは、中根です(^_^)
今日は、測量でちょっと可笑しな事が
あったので書いてみます。

今、確定測量といって土地の境界を決める作業を
測量士さんに依頼して進めている案件があります。

今回は、四角の土地なので境界点は4つあります。
そのうちの1つが、下の写真の箇所です。

ここの境界点は、道路に面しているので境界点を
決める関係者は、物件所有者、
物件の隣の人、行政の3人です。

まずは、物件所有者と行政とで
現地立会いをして境界点を決めます。

次に、物件隣の人と現地立会いをして、
その境界点に異議がなければ確定します。

で、先日行政と現地立会いをしてきました。

普通は、道路と民地の境は
側溝があれば側溝とされています。
なので、上の写真でいくと、普通は赤丸の位置が
道路と民地の境界点です。

それが何と!!
まさかの行政が黄色丸の位置を指してきました。

「はぃ~??」

「何でやねん!!赤丸やろ!」

と思いつつ黄色丸の理由を聞きました。

内容は割愛しますが、
正直意味分からん理由でした(^_^;)

赤丸と黄色丸の差って約15cmなんです。
この15cmの違いで物件の面積が約2平米違うんです。
2平米は坪換算すると約0.6坪で
坪単価50万円のエリアだと
約30万円も売買代金変わっちゃうんです。

その30万円分行政が買ってくれるんですか?
当然買ってくれません・・・

肝心の測量士さんは、
行政とケンカしたくないので弱腰(-_-)
私は、大切なお客様の資産を守るため、
徹底抗戦ですo(`ω´ )o

赤丸の位置が境界点だと説得できる
資料を取り揃えて、後日行政に交渉してきました。

とりあえずこちらの主張も理解してもらって、
現地立会いを再度行うことになったんですけど…

果たして、どっちの境界点になるのか…

立会いはまだしていないので、
どっちの境界点になったかまた報告します。